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噴煙を上げる桜島を目の前に、黒豚しゃぶしゃぶに舌鼓を打ち、砂に埋もれて温泉の熱を全身で感じる。鹿児島は、五感のすべてで「非日常」を体験できる稀有な旅先です。 鹿児島の魅力は、コンパクトなエリアに見どころが凝縮されていること。市内の観光地は路面電車と循環バスで効率よく回れますし、指宿へも特急で約1時間。1泊2日でも驚くほど充実した旅が叶います。 この記事では、桜島・仙巌園・指宿の砂むし温泉を網羅した1泊2日のモデルコースを、タイムスケジュールと費用つきでご紹介します。別府温泉1泊2日モデルコースとあわせて読めば、九州温泉旅のプランがぐっと広がりますよ。スポンサーリンク(記事中)
1. 鹿児島1泊2日モデルコースの全体像
旅のスケジュール
1日目は鹿児島市内を満喫。城山展望台で桜島の絶景を眺め、仙巌園で島津家の庭園美を堪能、桜島へフェリーで渡って大地のエネルギーを体感します。夜は天文館で鹿児島グルメを存分に。2日目は特急「指宿のたまて箱」で指宿へ。砂むし温泉で身も心もリフレッシュして帰路につきます。費用の目安
交通費・宿泊・食事・入場料を合わせて1人あたり約25,000〜28,000円が目安です(鹿児島までの交通費別)。指宿泊の旅館プランの場合、宿泊費が大きなウエイトを占めますが、市内のホテル泊なら約21,000円〜に抑えることもできます。2. 【1日目午前】城山展望台と仙巌園
10:00|城山公園展望台から旅をスタート
鹿児島中央駅からカゴシマシティビュー(1日乗車券600円)に乗り、約20分で城山展望台へ。標高107mの山頂からは、眼下に広がる鹿児島市街地と、その先に悠然とそびえる桜島の大パノラマ。この景色を最初に見ておくと、旅のスケール感が一気に膨らみます。11:00|仙巌園で庭園美に浸る
シティビューで仙巌園前へ移動(約30分)。薩摩藩島津家の別邸であるこの庭園は、桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた壮大な「借景庭園」。自然の地形をそのままデザインに取り込む発想は、現代のランドスケープデザインにも通じる先見性を感じます。入園料1,600円、所要時間は約1.5時間。世界文化遺産の反射炉跡も見逃せません。3. 【1日目午後】桜島フェリーで火山島へ
13:30|桜島フェリーで15分の船旅
鹿児島港から桜島フェリーに乗船。料金はわずか250円、所要時間はたったの15分。デッキに出れば、みるみる近づいてくる桜島の迫力に圧倒されます。フェリーは昼間約15分間隔で運航しているので、時刻表を気にせず気軽に乗れるのも嬉しいポイント。14:00|桜島の大地を体感する
桜島港でサクラジマアイランドビュー(1日券500円)に乗り換え。まず向かうのは湯之平展望所。一般人が立ち入れる桜島の最高地点(標高373m)で、噴火口の迫力を間近に感じられます。次に溶岩なぎさ公園へ。全長約100mの日本最大級の足湯(無料)に浸かりながら、錦江湾越しに鹿児島市街地を眺める贅沢なひとときを。4. 【1日目夜】天文館で鹿児島グルメ
17:00|天文館でしゃぶしゃぶと白熊
桜島からフェリーで戻り、市電で天文館通へ(170円、約10分)。鹿児島最大の繁華街・天文館には、名物グルメが集結しています。 夕食の一押しは黒豚しゃぶしゃぶ。発祥の店「あぢもり」では、鰹出汁でいただく独自のスタイルで約7,700円。もう少しカジュアルに楽しむなら「いちにぃさん」のそばつゆスタイル(2,900円〜)がおすすめです。 食後のデザートは天文館むじゃきの「白熊」かき氷(レギュラー900円)。練乳のかかったふわふわのかき氷にフルーツがたっぷり。鹿児島に来たなら外せない一杯です。揚立屋や月揚庵のさつま揚げもぜひ食べ歩きで。5. 【1日目】おすすめの宿泊施設
城山ホテル鹿児島|桜島を望む絶景温泉
城山の高台に建つ鹿児島を代表するホテル。展望露天温泉「さつまの湯」からは桜島と錦江湾の絶景が広がります。鹿児島中央駅からシャトルバスもあり、アクセスも便利。1日目の観光疲れを癒すのに最適です(1名あたり約9,600円〜・じゃらんnetで空室を確認)。6. 【2日目午前】特急「指宿のたまて箱」で指宿へ
09:50|白黒ツートンの観光列車に乗車
鹿児島中央駅から特急「指宿のたまて箱」に乗車(片道2,300円、全席指定・要予約)。白と黒のツートンカラーの車体がホームに入ってくる瞬間から、旅のワクワクが止まりません。海側の座席からは錦江湾と桜島の絶景が広がり、約1時間の乗車があっという間。1日3往復の限定運行なので、早めの予約をおすすめします。11:00|指宿駅に到着
指宿駅に降り立つと、南国の温暖な空気に包まれます。駅前にはヤシの木が並び、鹿児島市内とはまた違った雰囲気。屋久島1泊2日モデルコースで紹介している屋久島への起点にもなるエリアです。7. 【2日目】砂むし温泉で究極のデトックス
11:30|砂むし会館砂楽で砂蒸し体験
指宿といえば砂むし温泉。砂むし会館砂楽(大人1,500円)では、波打ち際で温泉の熱で温められた砂に埋もれる、世界的にも珍しい入浴体験ができます。じんわりと全身を包む温かさは、普通の温泉とはまったく違う心地よさ。10〜15分ほどで全身から汗が噴き出し、デトックス効果抜群です。営業時間は8:30〜21:00(平日12:00〜13:00は受付休止)。指宿で泊まるなら
2日目を指宿泊にして、ゆっくり温泉を楽しむプランもおすすめです。指宿白水館は指宿を代表する老舗旅館で、館内に砂むし温泉を完備。薩摩伝承館(美術館)も併設されており、文化的な滞在が叶います(1名あたり15,400円〜・じゃらんnetで空室を確認)。 砂むし会館砂楽まで徒歩2分の好立地なら、夫婦露天風呂の宿 吟松。9階の展望露天風呂から錦江湾と大隅半島を一望でき、夕食は温泉卓を使った薩摩会席が自慢です(じゃらんnetで空室を確認)。8. 【2日目午後】指宿グルメと帰路